転職をすることが当たり前になり、あなたも1度や2度は転職を経験したことがあるかもしれません。
そして、最近はSNSやyoutubeからの発信が増え、ベンチャー企業への関心も高まってきています。
それに伴い、ベンチャー企業への転職に興味をもたれている方も増えてきています。
しかし、ベンチャー企業は20代の若者が頑張っているイメージで、歳を重ねてチャレンジするのはどうなのかなと悩んでしまうのも事実だと思います。
そこで今回は、30代でベンチャー企業への転職はどうなのという疑問にお答えしていきます。
ちなみに私は37歳でベンチャー企業へ転職しました!!
10年勤めた前職は、昔からある一般企業で、立場も待遇はかなり良かったのですが、上場を目指すベンチャー企業に興味を持ち、そこで頑張ってみたいと思い、ベンチャー転職に踏み切りました。
本記事が、ベンチャー転職に悩む30代の方の参考になればと思います。
30代でのベンチャー転職のメリットとデメリット
今のところ、ベンチャー転職したことに後悔はなく、毎日楽しく働いています。
だからと言って、ベンチャー転職がいいことばかりではないことも事実です。
ベンチャー転職をするメリットとデメリットは知っていて損はありません。
そこをくわしく見ていきましょう。
メリット
ベンチャー転職のメリットとしては次のようなことが挙げられます。
- 管理職につけるチャンスがある
- キャリアアップのチャンスがある
- スキルアップができる
- 生の経営が見られる
では、1つずつ深堀りしていきましょう。
管理職につけるチャンスがある
ベンチャーでは若い人が多いので、30代の人材は貴重です。
20代でも優秀な方もたくさんいますが、やはり若さゆえに経験が足りないところもあり、職務経験や人生経験の多い30代に責任の重い仕事が回ってきがちです。
そういったことから管理職を任されることも多く、一般企業よりも役職に就ける可能性は大いにあります。
ここは、ベンチャー企業のいいところだと思います。
キャリアアップのチャンスがある
ベンチャー企業では、上場を目指す会社も多く、そういった貴重な体験をすることができます。
ベンチャーを渡り歩いている上場のプロみたいな人材もおり、そういった意味では市場価値の高いキャリアを形成することも可能です。
上場だけでなく、仕組みづくりに携わったり、組織改変に携わったりと一般企業にいたらできない経験をすることもあります。
キャリアアップのチャンスはたくさんあり、今後のキャリア形成には有利に働くことが多いでしょう。
スキルアップができる
キャリアアップとも繋がりますが、実際に色々な業務に携わるので、スキルは絶対に上がります。
ベンチャー企業はスピード感を持って業務を進めるため、幅広い業務に携わるするので、それらをこなしていくうちに嫌でもスキルアップします。
ITリテラシーが高い会社も多いので、PCスキルはおそろしく上がります。
財務や予算に関われば、会社の数字も読めるようになりますし、1つ上の仕事ができるようになるでしょう。
生の経営が見られる
ベンチャー企業は規模が小さい会社がほとんどで、経営者と距離が近いので、経営者の手腕を目の前で見ることができます。
そして、それにより成長して行く様を肌で感じることができるので、とても毎日がエキサイティングです。
経営のスピード感もかなり早いので、ベンチャー企業でしか学べないことはたくさんあると思います。
経営の実践勉強をするにはもってこいの環境です。
デメリット
では、次にデメリットを見ていきましょう。
- 年収が下がる可能性がある
- 忙しい
- 倒産の可能性がある
年収が下がる可能性がある
ベンチャー転職においては、年収が下がることは覚悟しておいた方がいいでしょう。
やはり、事業も軌道に乗っていない会社も多く、資金に余裕がないので、給料が安めに設定されているところが多いです。
もちろん会社が成長してくれば、給料はあがりますが、それがいつになるのかわかりません。
金銭面だけ見れば、一般企業の方が安定的に給与をもらうことができる場合が多いでしょう。
実際に、私も200万くらい下がりました。
私の場合はストックオプションがあり、そこに希望を託している状況です。
上場が成功すれば一攫千金でしょうが、失敗する可能性も大いにあるので、そこはギャンブルの世界です。
うまくいけば給与も資産も大きくなるので、私はそこに人生をベットしました。
忙しい
やはり色々と仕組みと人手が整っていいない中で仕事をして行くので、マンパワーに頼らざるを得ないので、ただ単純に忙しいです。
これはキャリアアップとスキルアップの裏返しです。
色々なことができるけど、その分忙しくなりがちです。
もちろん会社にもよりますが、残業はある程度覚悟はしておく必要はあるでしょう。
倒産の可能性がある
もちろんこれはどのような会社でも言えることですが、ベンチャー企業の倒産率はかなり高いです。
10年間生き残っているベンチャー企業は、ほんの数パーセントの一握りの企業だけです。
資金の余裕がない場合も多く、世の中の情勢が変わって、いきなり倒産する場合もあるので、そこのリスクは理解しておく必要があります。
残念ながら、そういう世界がスタートアップやベンチャーの世界です。
安定感はありませんが、そこも含めてベンチャーだと分かっておいた方がいいでしょう。
チャレンジするなら「大人ベンチャー企業」を狙おう
メリットもデメリットもわかったけど、人生は1度きりだし、やっぱりベンチャー企業にチャレンジしてみたいな・・・。
そんなあなたにおすすめするのは、「大人ベンチャー企業」です。
「大人ベンチャー企業」とは???
30代・40代が経営者の「大人ベンチャー企業」なら、同年代が集まりやすく、経営も安定している場合が多いので安心感があります。
もちろんベンチャー企業なので、忙しかったり、倒産のリスクはあるのですが、30代・40代の経営者の場合、いくつか会社を成功させている場合も多いので、リスクは低めです。
せっかくなら管理職を目指そう
ベンチャーは人手不足で即戦力を求めているので、前職の経験はかなり重視されます。
その経験をフルに活かして、実績を積んでいけば管理職も十分に狙えます。
ベンチャー企業には若い世代が集まりやすいので、経験豊富な30代は有利なことも多いです。
実力があれば、いきなり取締役ということもありますし、そういうチャンスをゴリゴリ掴んでいきましょう。
そこもベンチャー企業の醍醐味の1つです。
登録すべき転職サイト
最後に、「ベンチャー企業ってどのサイトで探すのがいいの?」ということをお話ししていきます。
ベンチャーに特化したサイトもありますが、結論この3つのサイトで探せばOKです。
ベンチャー企業だからといって、特化サイトに求人を載せることは少なく、上記の3つの鉄板サイトに求人を出していることが多いからです。
まずはこちらに登録して、転職活動を進めるのがいいでしょう。
エージェント登録をして、活動を進めるのもおすすめです。
エージェントさんに「ベンチャーに挑戦したい」旨を言えば、ベンチャー案件を紹介してもらえます。
登録時にエージェント登録も同時に済ませておけばスムーズに進められるでしょう。
こちらは3つとも登録しておくことで、いい求人に出会う可能性が高くなりますので、迷わず全て登録しておきましょう。
そして、応募して行く上では、履歴書や職務経歴書も必要になってきます。
それらの書き方については、下記のリンクで紹介していますので、よかったら参考にしてみてください。
今回は以上となります。
ベンチャー転職の参考になればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。