転職に悩む人
「転職をしようかどうか悩んでいます。理由は自分の興味のあることにチャレンジしたくなったからです。とてもわがままな理由だと思っています。同僚に相談したら、“そんな理由で転職をすることはとても無責任だ”と言われ、転職に踏み切れずにいます。私はこの先どうしたらいいのでしょうか?」
とても悩ましいお話です。
でも安心してください。
本記事がその問題を解決します。
先日にこのようなツイートをしました。
【転職活動終了】
— hiroto@サラリーマン×朝活×ブログ (@hirotonoshosai) August 5, 2020
転職活動を終えられそうです
とあるITベンチャーから内定がもらえそうな感じです
どの程度通用するかはわからないけど、
新たなチャレンジをして、
さらに自分を高めていきたいですね😌
転職は出会いとタイミングがあるので、
あきらめずに地道に活動していくのが吉です#転職
実はわたしも先日まで転職活動をしていました。
わたしは現在とある会社のマネージャーで、いきなりやめると無責任だと言われるような立場です。
ただ、わたしはこう考えます。
「責任の及ぶ範囲をちゃんと整理しておけば問題ないでしょう。」
まわりくどい言い方をしましたが、「ちゃんと引き継ぎを行えば無責任ではないですよ」ということです。
では、転職が無責任ではないことをもう少し深掘っていきましょう。
転職は無責任な行為ではありません
「転職をしたらほかの人に迷惑がかかるかな・・・」とか考えますよね。
ただ、そこまで思い悩む必要はありません。
あなたの人生を考えるのであれば、迷わず転職をしましょう。
その理由はこちらのとおり。
- 転職なんてよくある話
- イヤイヤ働いても意味がない
- やりたいことしないと後悔します
ひとつずつ詳しくみていきましょう。
転職なんてよくある話
今は転職をするのはふつうの時代です。
きっとあなたの友人の中にも、すでに転職を経験されている方もいるのではないでしょうか。
それくらい転職をすることは一般化しています。
大企業なら人との入れ替えは毎日のように行なわれていますし、それでも会社は回っていくものです。
実際にあなたの職場で転職された方はいませんか?
その方が辞めたあと、一時的に大変になったかもしれませんが、ちょっと時間が経てばふつうに毎日が流れていったのではないでしょうか?
そんなもんです。
まわりの方々と協力していけば抜けた穴埋めはちゃんとできますし、そこについてはお互い様です。
迷惑がかかると思って、あなたの貴重な人生の時間をムダ使いするのはもったいないので、転職したいと思ったら思い切って行動していきましょう。
イヤイヤ働いても意味がない
あなたが転職をしようと考えているならなにかしら理由があるはずです。
よくある理由をあげるならこんなところではないでしょうか。
- 人間関係の問題
- 他にやりたいことがある
- 仕事が合わない
- 仕事がおもしろくない
さて、問題をかかえてイヤイヤ働くことにどれほどの価値があるのでしょうか。
もちろん会社にいれば、多少の問題というものは少なからずあります。
ただそれで会社を辞めようと思う人は稀です。
だいたいは我慢できない問題をかかえて悩んでいたりします。
このように明確な目的がある場合は、問題があっても乗り越えられますが、そうでないなら働く環境をかえるという方がいい選択になるでしょう。
- 出世できるチャンスがある
- ここで学ぶべきことがある
イヤイヤではなく、楽しく働ける職場選びはとても大切です。
何の希望ももてずに無理をして会社に行っているあなたは、とてももったいない生き方をしています。
もしそうなら、1度立ち止まって考えてみるのも悪くないのではないでしょうか?
やりたい事をしないと後悔します
あなたが20代、30代ならやりたい事をしないときっと後悔します。
では、こう考えてみてください。
あなたが65才まで働くとします。
今の仕事をずっと全うできますか?
「できそうにないなぁ」と思ったあなた。
「この仕事ずっとは辛いなぁ」と思ったと同時に、頭の片隅にあなたのやりたい事がぼんやりと浮かんだのではないでしょうか。
たしかにやりたい事をやったから幸せになれるかどうかは分かりません。
ただ、今までに「ああすればよかったなぁ」「こうすればよかったなぁ」と後悔した事を思い出してください。
そういった後悔を積み重ねないためにも、やりたいことがあるならチャレンジする事をおすすめします。
ただし、1つ条件があります。
しっかりと考えてチャレンジしてください。
思いつきでやると、「やらなきゃよかった」という後悔につながります。
ここで「考える」と言っていることは、「覚悟を決める」という事です。
失敗をも受け止める覚悟をもってチャレンジできる事なら、やりたいことをやるべきです。
さて、最後はあなた次第です。
転職するなら準備をしていこう
転職を成功させるには、それなりに準備が必要です。
転職活動が長期化してくると、パッとに受かったところに安易に決めたり、あまり興味のない会社に決めたりしてしまい、結果的に転職に失敗してしまいます。
後悔のない選択をするためにも、しっかりと転職活動の準備をしていきましょう。
ここからは利用すべき転職サイトや転職エージェントと、転職活動のための準備についてくわしく解説していきます。
登録すべき転職サイト
転職するならこの3サイトは必須登録です。
迷わず登録しましょう。
「たくさん登録しないといけないんだな・・・」と思われたかもしれませんが、このような理由があります。
- 組み合わせることで多くの求人をカバーできる
- それぞれのサイトに独占求人があるから
- それぞれのサイトで得意なジャンルが違う
大きな理由としては、たくさんの求人をみることができるようになるからです。
複数サイトに求人を出しているところはそこまで多くなく、たいていの会社は1社だけに求人を出していることがほとんどです。
そういった背景もあり、各サイトでの独占求人になってしまうのが通常です。
これらの転職サイトのどれかしらに求人を出す会社がほとんどなので、この3つに登録しておけば、日本の求人の大半をカバーすることができます。
それぞれの求人サイトごとに得意なジャンルもあるので、それぞれの強みを活かしていけるのもいい所です。
ちなみにそれぞれの転職サイトのざっくりした特徴はこのようになっています。
3つとも転職にはかかせない転職サイトなので、これらは迷わず登録しましょう。
登録すべき転職エージェント
転職活動をするなら、エージェントサービスの利用は必須です。
転職エージェントがあなたの転職を強力にサポートしていくれます。
利用したことがないという方も多いかもしれませんが、使わない手はないサービスなので、ぜひ登録していきましょう。
3つとも登録すると、対応が大変なので1〜2社くらいにしておくのがおすすめです。
実際のところ、エージェントさんとの相性もあるので、「合わないな・・・」と思ったら、他のエージェントサービスを使ってみるという感じでいいでしょう。
どのエージェントサービスもサポート内容に大差はなく、このような感じであなたの転職のサポートをしてくれます。
- 転職の相談・アドバイス
- 転職市場についての情報提供
- 非公開求人の紹介
- 履歴書、職務経歴書の添削
- 企業とのやりとり
転職エージェントのいいところとして、非公開求人の紹介があげられます。
企業によっては、新規事業の立ち上げなどで、ライバル会社に知られずに求人をしたい場合があり、そういった転職サイトでは出てこないような求人を紹介してくれる場合があります。
表には出てこない求人情報なので、これはエージェントサービスを利用する1番のメリットになります。
あとは、面倒な企業のやりとりを代行してしてくれます。
応募手続きや面接日程の調節など、面倒なやりとりを転職エージェントが代行してくれます。
転職サイト経由だとこれらを自分でしないといけないので、在職中の方はとくにメリットを感じられるでしょう。
「どこのエージェントを使おうかな?」と悩んでいる方は、まずはdodaをおすすめします。
dodaは転職サイトと、スカウト、転職エージェントが一体化しているユニークなサイト設計になっており、転職サイトの登録時に同時に登録することができます。
登録画面でチェックボックスにチェックを入れれば完了なので楽チンです。
他のサイトは別途エージェントサービスに登録をする必要があるので、ちょっとひと手間かかってしまいます。
dodaのエージェントはサポートが厚いですし、求人の紹介もしっかりしてくれます。
サポートがしっかりしているので、安心して利用することができます。
実際、わたしも今回の転職活動で利用もしました。
とても対応が良く、よき転職活動のパートナーとなってくれたことを感謝しています。
先に履歴書と職務経歴書を書こう
本ブログでは、転職サイトを登録する前に、履歴書と職務経歴書を書くことを推奨しています。
その理由は、転職サイトや転職エージェントに登録する際に、レジュメという形であなたの“履歴”と“職歴”を登録していかなければならないからです。
かなりめんどくさい作業なので、後回しにしたり、適当に埋めたりしてしまいがちですが、ここはしっかりと対応していきたいポイントです。
履歴書と職務経歴書を書いてから、転職サイトなどのレジュメにコピペしていくことで、効率的にちゃんとしたレジュメを作っていくことができます。
レジュメがしっかりと作られていないとこのような損をしてしまいます。
- 書類選考に通りにくくなる
- 企業からのスカウトを受けにくくなる
- 自分の転職の軸がぶれる
書類選考に通りにくくなる
このご時世なので、求人も減っており、企業側もかなり採用活動が慎重になってきています。
そうなると書類選考の重要度が上がってきます。
以前はとりあえず会ってみるスタイルも多かったのですが、いまはしっかりと見定めてから会うというスタイルが多くなっており、書類選考が厳しくなっています。
そして、書類選考の第1関門が転職サイト登録時のレジュメになっています。
つまり、レジュメがちゃんとできていないとバッサリいかれる可能性が高くなります。
企業からのスカウトを受けにくくなる
あとは、企業側からのスカウトも受けにくくなるので損をします。
企業側は受け身で応募を待っているだけでなく、積極的に欲しい人材にスカウトメールなどを送って、アプローチをかけています。
そういった中にあなたにマッチする求人が埋もれていることもあるので、スカウトを受けれるような内容に仕上げておくことも重要です。
そのためにもしっかりと履歴書と職務経歴書を作成しておき、転職サイト上でもがっつりアピールしていけるようにしておくことが重要です。
自分の転職の軸がぶれる
履歴書と職務経歴書を書くことで、「自分は何ができるのか」「自分はどんな人材なのか」「自分はどんなことをしていきたいのか」などを考えることができます。
そういった中から「あなたの転職の軸」が見えてきます。
「時間」「お金」「やりがい」「興味」などいろいろありますが、あなたが仕事でなにを優先するのかを考えてみましょう。
それがあなたの転職の軸になっていきます。
転職の軸を明確にすることは他にもメリットがあります。
転職エージェントを利用する際に、エージェントと話をする機会があります。
その時に、「あなたの転職の軸」を伝えることで、よりマッチングした仕事を紹介してもらえるようにもなります。
このように、履歴書と職務経歴書を書くことはメリットしかないので、ぜひやってみてください。
落ち着いて自分と向き合うこともできるので、あなたにとってとてもいい時間になるでしょう。
履歴書と職務経歴書のくわしい書き方は、過去記事でがっつり解説していますので、ぜひ参考にしてください。
あなたの人生を変えられるのはあなただけ
- 転職は無責任ではありません
- 後悔しない選択をしよう
- 履歴書と職務経歴書を書こう
最終結論として、転職をすること自体は無責任なことではありません。
この時代に転職を1度もせずに1社で人生を全うする人はレアキャラです。
会社も永続的に存続できるか不透明な時代なので、自分の人生でやりたいことがあるなら、チャレンジしていきましょう。
ただ、後悔しない選択をするためにもしっかりと転職の準備はしておきましょう。
そして転職準備の手はじめとして、履歴書と職務経歴書を書いていくのがおすすめです。
きっとあなた自身のことがよくわかるはずです。
「あなたがなにを求め、どうしたいのか」という転職の軸を持つためにも、いま一度あなた自身と向き合ってみましょう。
今回は以上となります。
あなたの転職活動がうまくいくことを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。