転職をして、新しい仕事を覚えていく段階で、挫折しそうになることってあると思います。
初めは優しく教えてくれていた人も、何回も同じようなこと聞くとだんだんきびしい態度に変わっていき、最後は怒られたりするというのは転職あるあるだと思います。
同じ業界の転職ならまだしも、全く畑違いの分野への転職となると、知らないこともたくさん出てきて当然です。覚えることが多すぎて、パンクしそうになることもあるでしょう。
でも、せっかく転職したなら仕事が覚えられないことで、凹んでやめるということは避けたいところです。誰しもはじめは素人で教えてもらいながら、成長していきます。
「そんなこともあるさ」くらいの気持ちで取り組んでほしいですね
私も会社員なので、そのあたりの悩みについては承知しています。私も努力しながら仕事を覚えてきました。そして今は、部長まで出世して活躍できています。私が特別なわけではなく、シンプルに努力をつみかさねただけです。
そこで今回は、仕事の覚え方について解説していきます。今も現役で部下の指導している生の情報なので、かなり再現性は高いです。仕事が覚えられなくて悩んでいる人には必見です。ぜひ実践してみてください。
- プライドを捨てよう
- 仕事ができるようになる仕事術【基本編】
- このやり方で出世しました【最短ルートの出世術】
当たり前のことだけど、なかなかできていないことがあったりすると思うので、自分のいつもの行動と比較しながら、改善していきましょう。
ただ前提として、本当に仕事が合わないと思うのなら転職しましょう。人それぞれ得意なことと不得意なことがあるので、それは仕方ないです。そう思うのならわりきって転職をしましょう。
そのようなイマイチの転職をくり返さないように、転職のやり方についていろいろと解説しているので、そちらを参考にしてみてください。
プライドを捨てよう
これはとてもシンプルな内容です。とりあえず「できない自分」を受けとめましょう。そのプライドが捨てられるかどうかがファーストステップです。
別にそんなにプライドなんか持ってないよ
さて、どうでしょうか。こんなことはありませんか?
- メモをとらない
- 言われた通りにやらない
- 注意されたら言い訳する
大丈夫ですか?
当てはまらないならOKです。こんなことをしている人はプライド高めの人だと思います。自分の能力を過信しすぎて失敗するタイプですね。
こういった人は、たまたまミスったとか、教え方が悪いとかいって自分のミスを認めません。さらに、言い訳して自分のせいではないと思い込むので、自分で成長を止めてしまうもったいないタイプです。
自分のいつもの行動と照らし合わせてみてください。もし思い当たる節があるなら、これはいますぐ改善しましょう。ムダなプライドは成長のさまたげになるので、とてももったいないです。
仕事を覚えるための3ステップ【基本編】
では、本題に入っていきましょう。仕事を覚えるには、大切な3ステップがあります。これをすれば、確実に仕事を覚えていくことができます。今までの悩みは徐々になくなっていきますよ。
具体的にどのようなステップなのか。それは下記の通り。
②言われた通りにやってみる (真似をする)
③自分のクセを知る
言っていることは当たり前のことばかりです。でも、これが超重要です。もう気づいているかも知れませんが、これはプライドの高い人がやっていないことです。
つまりプライドの高い人の行動をやめれば、仕事を覚えられるという事です。地道にこれらをやるだけです。とてもかんたんですよね。
では、詳しくみていきましょう。
①ささいなことでもメモをとる
これは基本中の基本です。メモちゃんととってますか?
メモは取りましょう。そして、どんなささいなことでもメモっておきましょう。これは2つの意味合いがあります。
- 興味を持って覚えようとしている姿勢を見せられる
- その時はわかっていても人間は忘れるものだから
まずは、教えてもらう態度を示すことです。これは相手に対する敬意です。「ちゃんと聞いてますよ」「覚えようとしてますよ」という感じですね。ちょっとあざとい感じもしますが、メモらない人のほうが逆に印象は悪いですよ。
書きながら、話を聞くのはむずかしいというのも分かりますが、メモはとりましょう。書くのが追いつかなければ、「少し待ってください」と言えば相手は待ってくれます。
ちゃんと覚えようとしてくれてるんだな
このようにいい方向で取ってくれることが多いので、変な心配をする必要はありません。メモをとることは、教えてもらう上での最低限のマナーみたいなものと思っていればいいでしょう。
とは言いつつも、メモっておけば役立つこともたくさんあります。人間なんで忘れます。その時に戻れるところは作っておくべきです。
まぁ、これは大丈夫かな
とその時は思っていても、いざやるとできないパターンないですか?
プリンターの手差しの方向とか、設定とか、伝票の書き方とか些細なことって仕事する上でいっぱいありますよね。こういった簡単そうなものほど、いざやるとできなくて、失敗するパターンが多いです。
こういった些細なことを一発でおさえていくと、教えてくれた人の印象はかなりよくなります。こういった細かいことを何回も聞くと、相手をイラッとしてしまう人が多いので、そういったストレスを相手に感じさせない努力はかなり大切です。
そのためにもメモを取ることは重要です。
②言われた通りにやってみる (真似をする)
一度は教えてもらった通りにやりましょう。いろいろとアレンジしていきたい気持ちもあるかもしれませんが、まずは真似をするところから入りましょう。
仕事のやり方はいろいろな事を経験し、それなりに工夫されてその方法にいたっている場合が多いです。一見すると効率が悪そうでも、意外とそうでもないことも多いです。その辺のバックグラウンドがわからないうちは、とりあえず教えてもらった通りにこなしていきましょう。
そして、真似してみる事には、このような効果もあります。
教えた人も教えた手順通りにしてくれると、うれしいものです。「ちゃんと理解してくれてるんだな」と認識できますし、教えた甲斐を感じることができます。
あなたも、あなたが教えた通りにきっちりこなしてくれたらうれしい気持ちになりませんか?
教える側も人間です。教えた通りに仕事をして、きっちりとできていたら、気分がいいですし、あなたへの印象もよくなるでしょう。そうすれば、仕事をつぎつぎと教えてもらうことができ、早く仕事を覚えることができるようになります。
大丈夫。 かんたんです。教えてもらった通りにメモを見ながらやってみればいいだけです。
③自分のクセを知る
これは仕事をする上で超重要です。メモしてください。ここでつまづいている人はかなりいます。
同じようなミスをしちゃう人は、自分の事をよくわかっていない人が多いです。自分のクセが理解できていたら、いろいろと対応できるものなので、自分のミスを分析してみるととても学びがあります。
例えば、わたしの場合。
- 確認作業が苦手 →確認しなければならない時は、意識的に注意しながらみるようにする。大事な書類はじっくり2回確認する。
- すぐ忘れる →入った予定やタスクは、すぐにカレンダーかリマインダーに登録する。
これでミスはほとんどなくなりました
確認は本当に嫌いです。すぐに終わらせようとしてしまってチェックもれが出てしまうことが多かったので、意識的にじっくりするようにしています。
予定やタスクもいろんな方面からメールや電話が来るの
で、すぐに入れるようにしないと埋もれてしまってすっぽかしてしまうので、最優先でカレンダーかリマインダー登録しています。
他にも注意力がない、単純作業がきらいなど、いろいろ仕事をしていく上で困ったことがたくさんあります。それらを理解した上でしっかりと仕事に向き合うようにしています。
そんなにむずかしい事はしなくてもいいのです。自分の特徴をよく理解して、カンタンにできる対処を考えましょう。あなたの性格はあなた自身がよくわかっていると思います。自分がどうすれば注意して作業できるのかをシンプルに考えてみてください。
わたしも注意していないとすぐにやらかしてしまいます
仕事ができないと凹む前に、まずはこの3ステップを実行していきましょう。
仕事がきっちりできれば、人からは必ず評価されます。そして、それを積み重ねていけば出世も夢ではありません。
毎日の地道な積み重ねができる男への最短ルート
- プライドを捨てよう
- 教えた甲斐があるようにしよう
- 仕事がきっちりできれば出世はできる
改善すべきところは見つかりましたか?もしここらあたりがあるなら実践してください。少なくとも仕事を覚えられないと凹んでいた自分とはさよならできます。
最終的には努力しかありません。なんとなく覚えられるというような事は、現実にはおきません。しっかりと仕事を覚える努力をすることにつきます。
仕事覚えるのしんどいなと思った方もよく考えてください。
「仕事できないと凹んでいる自分」と「仕事ができるようになって楽しそうな自分」
どっちになりたいですか?答えは1つですよね。
そう思うなら地道に努力をしていきましょう。仕事ができるようになると楽しく仕事ができるようになりますよ。
では、今回はこの辺で。
本ブログでは、他にも役に立つビジネスに関しての記事を多数書いています。よかったら参考にしてみてください。